10月23日は、創業社長の命日です。
はやいもので今年で10年を迎えました。
この時期になると、あの頃のことを思い出しますが
10年前の今日は、肉親を失った悲しみももちろんありましたが
それよりも「会社をどうしていけばいいんだろう」という
不安でいっぱいだったような気がします。
家主様やゆうゆう壱番館の入館者の皆様、お客様、業界の方々に支えられ
そして、現場で汗を流す社員達に支えられ
今日の会社が在ります。
会社の一番辛い時期に支えていただいた方々へのご恩を
忘れることはできません。
そして、入院生活の半年間。自分の健康よりもお客様や会社を優先すると
公言したほどに、病院のベッドで変わらず仕事を続ける
創業社長の壮絶な姿が、私の企業経営の原点です。
4年前から創業者理念研修をスタートしました。
命日に創業者の姿を伝えるとともに
そこから、働くとは何か、人生をどうしていきたいのか
自分自身に問いかけるきっかけにしてもらいたい。
そんな願いがあります。
10年の節目の今日は、私から創業の経緯や事業に対する思想、考え
歴史を伝えました。
今までの10年があっという間だったように
これからの10年は、更に早いでしょう。
バトンを受け継いだ者として
顧客視点に基づいた、そして地域に根ざした企業経営に
しっかりと取り組んでいきます。