2013年 2月 の投稿一覧

天職とは

 「天職とは、今目の前にある仕事に、向き合って、腹をくくった時

  それが自分にとっての天職となる。」

 就職活動のシーズンです。毎年、会社説明会では、たくさんの企業を見てまわることを学生のみなさんに
 
 おすすめしています。

 何故ならば、人生の中で、これだけ多くの企業のハナシを聞ける機会はないし

 たくさん聞いてまわるうちに、本当は自分が何を求めているのか、どのような人生を築いていきたいのか、ということが

 おぼろげながらに判ってくるからです。

 最初から職種や業種を限定せずに、多方面から情報収集されることをおススメします。

 また、自分にその仕事が適しているかいないかは、実際にやってみないとわからない。

 自分では苦手だと思っていたことも、やってみると大きな成果を上げられたり、なんてこともよくある話です。

 安定企業はありません。どの時代、どの会社でも生き残れる人財になるように

 入社して、自分を磨き続けてもらいたいと願っています、

スーパーの女

 故 伊丹十三監督作品の中でも好きだった映画「スーパーの女」。

 スーパー大好き主婦(宮本信子)が、幼馴染(津川雅彦)の経営するダメスーパーマーケットを

 立て直していく、というストーリー。

 忘れられない場面があります。たくさんの課題を抱える中で、主人公はあることに気づきます。

 このスーパーで働くパートスタッフは、だれもこの店で食材を買わない。

 なぜなら店の舞台裏を知っているだけに、大切な家族が口にする食材を買うことができないのです。

 数々の難題を乗り越え、孤軍奮闘を繰り返し、少しずつよくなっていくスーパー。

 最後に、パートスタッフが食材を買う姿を目にした時、主人公はやっとこのスーパーが

 立ち直ったと思うのです。

 CSとESは共存するのか、はたまた優先はどちらか、という議論にめぐりあうことがよくあります。

 CS、ESの解釈はそれぞれにあると思いますが

 会社の舞台裏を知っている社員が会社のサービスを評価して初めて、顧客評価が受けれるのではないかと

 思います。

 今日の説明会で「入社する前と入社した後のギャップはなんでしたか?」という質問がありました。

 パネルディスカッションに登壇していた2名のスタッフが「ギャップ・・・ありませんね。」と自然に答えていた姿が

 嬉しかったです。

 課題は、まだまだありますが、お客様との出会いや仕事を通じ

 一人ひとりが自己成長する会社にしたい、と心を新にしました。

 

 

最近の所感

 「 経営とは、未来を創造する仕事 」