この国はどんな苦難にあっても、より優れたものを再建した。

「 日本史をひもとけばわかることだが、この国の木造の町並みは、
  戦争、火事、地震でくり返し破壊されてきた。
  明治の王政復古期には、奥州戊辰戦争で東北が戦場になったし、
  1923年の関東大震災では東京が灰と瓦礫の海と化し、
  先の世界大戦では米軍の空襲によって
  京都を除く日本中の町が焦土となった。

  しかし、崩れるたびに、日本人は再建してきた。
  より大きなものへ、より優れたものへと。
  だから日本人はまた同じことをやってのけるだろう。
  それが私の予測するところであるし、
  また希望でもある。」

     UK from The Daily Telegraph