今月のお奨めの一冊。
「そうか、君は課長になったのか。」
東レ経営研究所社長 佐々木常夫氏の著書です。
佐々木常夫オフィシャルWEBサイト
⇒http://sasakitsuneo.jp/
課長時代に奥様が病気で倒れ、うつ病を併発。
自閉症の長男そして2人の子供を見ながら
仕事においては大阪・東京と6度の転勤を経験し
破綻会社の再建やさまざまな事業改革を実施。
その実績が認められ、2001年、東レ同期トップで取締役となり
2003年より東レ経営研究所社長に就任されています。
現在、ワーク・ライフ・バランスをテーマとした講演会でも活躍中で
私も昨年北九州市での講演を聞きに行きました。
佐々木社長のことを知ったのは、NHKの番組特集を見てからです。
近年、若い世代の中で「あんなにたいへんなら、課長になりたくない」という
言葉を聞くことがあるが、それが残念でたまらないと佐々木社長は言います。
なぜなら、課長ほどやりがいがあって面白い仕事は無い、と。
部下の成長を確認したりチームとしての結果が出た時の満足感は
なにものにも代えがたいものがあり
一緒に働いた仲間との「絆」を築くことができるのは
部下一人ひとりとダイレクトにつきあう「課長時代だけ」といっても過言ない、と・・。
この本では課長職の魅力と、この仕事をするうえでの心構えやノウハウを
ひとりでも多くの課長さんに伝えたい、という想いで書かれたそうです。
G.W休暇中に読み感銘を受けました。
メッセージを書いて、何人かに本をプレゼントしています。
興味のある方は、ぜひぜひ一度、読んでみてください!!
http://www.wave-publishers.co.jp/np/isbn/9784872904499/
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『そうか、君は課長になったのか。』 佐々木常夫著
2010年3月刊行 WAVE出版 定価 1,470円
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